甘酒の安眠・快眠効果をアプリで検証!寝る前に飲むことを1週間続けた結果

ここでは、寝る前に甘酒を飲むだけで快眠度がアップした筆者が、甘酒の安眠・快眠効果について紹介します。

甘酒にはカラダにうれしい成分がたくさん含まれており、安眠・快眠効果もあると言われています。

仕事と子育てで忙しく、寝てもなかなか疲れがとれなくて悩んでいたので、寝る前に甘酒を飲む習慣を1週間続けてみました。

どうせなら数値として出たらいいなーと思い、睡眠の質を測るアプリを使って検証しましたので、その結果もふまえて甘酒の安眠・快眠効果についてお話しします。

甘酒の快眠成分

GABA(ギャバ)

甘酒にはストレス対策成分ギャバが含まれています。

最近ではチョコレートやアメにギャバを加えた商品が開発されています。コンビニやスーパーで見かけたことのある方もいるのではないでしょうか。

ギャバは脳にある抑制系の神経伝達物質としてはたらき、興奮した神経を落ち着かせてくれます。ギャバが不足した状態が続くと、興奮系の精神伝達物質が優位になってしまい、リラックス状態になりにくくなってしまいます。

甘酒を夜寝る前に飲むことで、ギャバの効果によって神経を落ち着かせ、睡眠の質がよくなることを期待できます。

清酒酵母

日本酒は、清酒酵母と呼ばれる菌の発酵作用を用いてつくられます。清酒酵母は糖質をアルコール化するはたらきがあり、日本酒製造になくてはならないものなんです。

甘酒には日本酒を絞る時にでてくる酒粕を用いてつくる「酒粕甘酒」と米麹を用いてつくる「米麹甘酒」の2種類があります。

酒粕甘酒には、この清酒酵母が豊富に含まれています。

酒粕甘酒は、「アルコールが入っている」「砂糖を添加している」などの理由から、最近あまり人気がないんですが、清酒酵母のメリットは見逃せません。

清酒酵母の効果
* 深い睡眠を誘発するアデノシンA2A受容体の活性化能を著しく高める。
* 睡眠の質の指標であるデルタ波が増大する。

これらの効果は、筑波大学とLIONの共同研究で明らかになった信頼性の高い情報で、日本睡眠学会でも発表されています。

酒粕甘酒には、清酒酵母が豊富に含まれていますから、質の良い睡眠をとれることが期待できますね。

1週間寝る前に甘酒を飲んだ結果

甘酒の飲み方

* 飲んだ量:130ml(100kcal)
* 飲んだタイミング:ベッドに入る30分前
* 飲んだ甘酒の種類:酒粕甘酒

検証方法

睡眠の波を測定してくれるアプリ「Sleep Cycle」を使いました。

このアプリを起動して枕元においておくと、眠りの深さの挙動を記録して「快眠度」という独自の指標をフィードバックしてくれます。

今回の検証は、この「快眠度」を使いました。

検証結果

甘酒を飲み始める前の3日間の快眠度は次の通りでした。

1日目:46%
2日目:46%
3日目:43%

平均:45%

低いですね。疲れもなかなか取れないわけです。

続けて、甘酒を飲み始めてからの1週間の記録です。

1日目:56%
2日目:50%
3日目:71%
4日目:69%
5日目:80%
6日目:70%
7日目:74%

平均:67%

甘酒を飲む前と比べると、明らかに快眠度が向上しています。

睡眠には食生活や疲労など様々な要因がありますから、一概に甘酒だけの効果とは言えませんが、わたしにとっては「快眠度が上がった」という結果が重要でした。

「とにかくいい眠りをとって疲れを取りたい!」

というのが強い願いでしたからね。

寝る前に甘酒を飲んで得られた実感

甘酒を飲み始めて、朝の目覚めに違いが出ました。

子どもの朝食や保育園の準備をするために、早起きをするのが本当にしんどかったのですが明らかにすっと起きることができました。

朝の目覚めがスムーズな日は、日中に眠くなることも少なく、仕事に集中できました。体調がよくて仕事も順調に進んでいると、気持ちが晴れてきます。

ちなみに、これまでは週に2~3本のレッドブルを飲んでいたのですが、この1週間は1本も飲まずに過ごすことができました。

酒粕甘酒すごいです。

まとめ

甘酒の安眠・快眠効果についての紹介と、アプリを使った検証をしてみました。

* ギャバによるリラックス効果
* 清酒酵母で睡眠の質を高める

検証期間中の快眠度は平均45%から67%にアップしました。

質の良い睡眠をとるための方法はたくさんありますが、まずはお手軽に試せる寝る前に一杯の酒粕甘酒を飲む習慣をはじめてみませんか。

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